【社長blog】1期目の振り返りとこれから

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2019年12月3日、株式会社バレンサー(BALENCER Inc.)を立ち上げた。

私は創業前フリーランスとして約1年ほど、人事組織のコンサルや企業ブランディングを行なっていた。現クライアントだけでなく、関わる人すべての人と組織に長期的な価値を感じていただき、喜んでいただく為にどうあるべきかを必死で考えた結果、自ずと法人化するという解になった。

BALENCERの由来

  BA(Business Analyticsの略)ビジネスを戦略から考える
  BAL フランス語で舞踏会、手を取り合う
  LENCER 寄り添う人

ビジネスを一緒に考えながら寄り添う集団でありたい、という意味を込めた造語。発音のしやすさや事業として美容や健康やファッション事業も想定しどのジャンルでも文字の違和感のない社名にしたくて詰め込んだ社名。とても愛着が湧いている。全く知らなかった人がバレンサーと呼んでいただけている時にふと喜びを噛み締めている。こんなに嬉しいものかと。

また、この度皆様のおかげで無事1周年を迎えることができました。コロナで世の中も大変な時に弊社も同じ状況下でこうして事業を行ってこれたのは本当に関わる全ての皆様の支えがあったからこそ。もっと成長してご恩をお返しするためにも、1期目を終えて主に感情部分のまとめと2期目への意気込みを出来る限り簡潔に記そうと思います。

For Loved Ones.(大切な人のためにどこまでも。)が生んだ出逢いの数々

あるべき姿を一言で表現した言葉が”For Loved Ones.(大切な人のためにどこまでも。)だ。バレンサーに集うメンバー達はクラアントや関わる人に接する際、For Loved ones.から外れることはないしずっと誇りに思っている。

この言葉のファンは多く、非常にたくさんの人の共感を呼んだ。2019年2月から本格的にTwitterをスタート。私と広報の坂越中心に毎日バレンサーらしさを言葉にしたら4ヶ月後には二人でフォロワー5,000人、一緒にバレンサーと仕事をしたいと言ってDMいただいた方が10名以上、協業依頼は約30社(人)に至った。クライアントだけでなく、ホームページには記載していないが、業務委託メンバーやクリエイター、エンジニア、事業パートナーに至るまでバレンサーのメンバーが体現して言葉とリンクする姿に応援したいと言っていただけた。

言葉の力、可能性は無限だということを身に沁みて実感した一年だった。

組織デザインを生業にしている以上、バレンサー自身、スローガンが武器になり、生き物になり、たくさんの人が集まる状態を作れたことは本当に嬉しい出来事だった。もっと理念の大切さを届けていきたい。

やっぱり、組織は人。だからこそ船上員には徹底的にこだわるという意思決定は正しかった。

メンバーはとにかく人に対して想いを持っていて、責任感もあって、やり切ることができる人たち。自然と周りにも良い人たちが集い、支援してくれた。良いメンバーに恵まれたことで一度も危機に陥ることなく1周年を迎えられたから感謝しかない。

常に最悪のシナリオを描いて、圧倒的な行動をする。絶対に諦めない。挑戦し続ける。

実ははじめて言うがコロナによってリリース直前で頓挫したサービスやプロジェクトは結構あった。

・美容複合シェアサロンの店舗を関西から西日本にかけて複数出店をするための準備をしていた。

出資を募るためたくさんの企業様に企画書を持ってプレゼンする日々。借り入れ含めて見立てが立ったのでそろそろというタイミングだった。ギリギリになって、事業を仕掛けるタイミングはもう少し後にしようと判断した直後にコロナが襲った。今でも思い出すと震えるくらい。

・エストニアのSaaS型サービスの日本総代理店契約。契約書の調印を終えたところでコロナストップ
・大阪某所で飲食モールのブランディング
・観光客向けに飲食のポータルサイトを作る事業
・神戸の旅館をリブランディング

コロナで全てストップ

案件によっては4ヶ月以上の時間をかけていたものもあったのでさすがに気落ちはした。しかし、3倍ほど同時並行で挑戦していたので、自ずと新たなサービスが立ち上がりコロナも追い風となった。その中の一つがECだ。コロナ禍において、大切な企業がピンチになったことをきっかけにECを伸ばそうをアクセルを踏んだ。ECの実績が一気に3社(ブランディングから入るのでどうしても時間がかかる)になった。
組織を変える。魅せ方を変える。戦い方を変える。と掲げているが、”戦い方を変える”(≒ビジネスモデル)ことをしてしまえばそれにフィットするように組織や魅せ方も必然的にスピーディに変化するので次にコロナのような危機があっても生き残れる柱を作ってあげられるのではないか?という想いからEC事業を育てていった。
バレンサーの強みでもあるブランディング、SNSマーケ、デジタルチームづくりも最大限生きてブランディングの長期戦略パートナー契約を結び支援できる関係性がつくれたことは感慨深い。

For Loved Ones.(大切な人のためにどこまでも。)を体現するために必要な他社サービスの代理店契約や提携などもたくさん実施した。その中でも協業先からも新たな事業の機会をたくさんお声掛けいただき出逢いの連鎖で救われたこともたくさんあった。

創業間もないのに長期インターンシップへ挑戦

コロナ禍に実施したオンライン説明会には12名の学生が全国から参加。最終的に4名の学生さんと弊社のバレンサーチャンネル(youtubeチャンネル)をつくるという広報支援を題材に実施。最後まで一緒にやり抜けたのは2名だったけど本当に素敵な出会いだった。バレンサーが今年は受け入れが出来なかった分、どこでも通用できる人材に育てることができた自負はある。どこの会社へ行ってもこれからの時代はつながり続ける。これからも一生付き合っていきたいし出来る限り応援し続けられるように発展し続けて戻ってこれる場所として存在し続けることを約束した。ふでさん、はーちゃんありがとうね。

ビジネスは人の想いの塊。だから想いのある人が絶対だ。

事業をするとき、会社を起こすとき、ビジネスモデルや売上、それらを叶えることのできる人やスキルにどうしても目が行きがちになる。しかし、1年企業を経営してきて思ったことはやっぱりビジネスは人の想いの塊。その想いに反応し、共鳴し、何とかしたいと自然と行動してしまう人となら何だって乗り越えていける気がするし、実際にやってみてそうだった。2期目以降も絶対に外してはならないところだし大切にしていきたい。

長期インターンシップを終えて▶︎https://balencer.jp/blog/2020/11/30/internship1-end/

2期目のバレンサーは「バレンサーさん?」

「バレンサーさんはどう思うかな?」これはバレンサーメンバーの最近の合言葉。もともとは私という個人の分身のような形で出来た株式会社バレンサー。段々とCMOの加藤とPRの坂越、育休中の高木の強みも重なり合って、バレンサーという会社は”人格”を持つようになった。阿部個人がどうか?よりもバレンサーさんはどう思うだろうか?という議論を出来るのは正直涙なくしてはいられない。
創業者の想いなんて関係なく、本気で我が事と思ってバレンサーを想えることが尊い。本当にありがとう。

決算数字も案件ごとの売上や利益も全部フルオープンにして実施した11月の福岡合宿でさらに一つになったからバレンサーの2期目はとても明るい。不況が訪れようと乗り越えてクライアントに還元できるように進む道しか見えていない。

バレンサーのこれから

バレンサー2期目の目玉としてはこちら。

EC

引き続きECに注力します。shopifyパートナーの中でもエキスパートになります。

動画制作

そして同じくらい注力するのが動画です。これはもうすこししたらリリースしますがホームページのように全てのコンテンツを一つの動画内で表現できる動画サービスをリリースします。ホームページと動画どうしようか?と思っている方は一度ご相談ください。5G時代に波に乗れる方法があります。

パーソナルブランディング

創業当時からずっと温めてきたパーソナルブランディングサービスは2期目からスタートします。個の時代にちゃんと個人というビジネスが成立するために必要な軸づくり、広報スキルを学べて、バレンサーが培ったブランディングを個人に落とし込み支援し続ける事業を行います。

バレンサーオンラインショップ

DtoCの分野で2021年はバレンサーでも驚くような商品をリリースします。

その他独自システムの整備や人材採用や組織づくりの強化なども含めてバージョンアップしていきます。

最後に

2期目ではさらに多方面の事業を立ち上げていきますので、想いの純度が同じ仲間が必要になります。第二期長期インターンシップも検討中です。もし、ジョインしたいという想いを持っていただいた方はぜひ一度お声かけください。そして現在ご一緒させていただいているクライアント企業の皆様、まだ見ぬ未来のクライアント様、これからもバレンサーさんをよろしくお願いいたします。

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