こんにちは!
先日改めてnoteに自己紹介(所信表明)を書いたら
すごい反響をいただいて舞い上がってます、まなつんです。
”自己開示”は日ごろからしている方だと思っていましたが
この記事を書いて改めて自己開示の重要性がわかりました。
人は相手が「なにをしているか」ということよりも
「なぜしているか」に関心があり心も動く。
あほみたいに肩書きばっかり語ってるだけの人にはそりゃ誰もついていきませんよね。
(たまに毒舌です。許してください)
これからはもっとブログやnoteでも自分をさらけだしていきます(宣言)
さて今日はクラファンについてちょっと思うことを書いてみようかと思います!
私の主観でありなにかを否定、批判しているわけではありませんので広い心で読んでくださると助かります。
最近のクラウドファンディング事情
コロナの影響もありクラファンがより身近なものになったという方も多いのではないでしょうか。

利用する方もたくさん増えた一方で今問題になっているのは
飲食業界や美容業界の「前売り」のリターン。
コロナの影響がいつまで続くか分からない中で前売りのリターン用意はその場しのぎのつなぎ目でしかなく、万が一1年、2年と今の状態が続いた場合に倒産してしまい、リターンが返せなくなるのでは?ということが今問題になっています。
また通常運営に戻ったときに前売りで購入されたお客様に対してサービスを「通常運営の中で」提供しながらも、新規購入のお客様へのサービスの提供も合わせてしていかないと今発生している穴(赤字)は一生埋まりません。
そのことも踏まえプロジェクトを考えていかないといけないですね。
(リターン内容を否定しているわけではありません。クラファン成功後、通常運営に戻った先の計画・戦略も併せて立てていく必要があると思うということです)
クラウドファンディングの魅力
私個人的に思うクラファンの魅力は2つあります。
- ①低コストでテストマーケティングができるということ(支援を募る側)
- ②お金を使う「意味」を与え支援者たちの存在価値を高めるということ(支援者側)
①低コストでテストマーケティングができるということ(支援を募る側)
今まで何か事業を新しく行おうと思った時、新製品を作ろうと思った時に必要な初期費用は自己資金もしくは銀行からお金を借りてスタートするというのが一般的でした。
そのために、月間の売上目標や見込み客数など細かく数字を叩き出し
事業計画書を元に信用を勝ち取り不確かな未来でも銀行がお金を貸してくれていたという状況です。
しかしながらクラウドファンディングはその「不確かな未来」を「確かな未来」にしてくれるのです。
新たに始める事業や作る製品を求めているユーザーがどれだけいるのか、ということを証明してくれる上に、前もって購入までしてくれるのです。
莫大な費用をかけて市場調査、アンケートをとる必要がなくユーザーの生の声が聞けます。
もしそのクラファンプロジェクトが失敗したとしても失われるものはクラファンを手掛けるにあたって費やした時間と人件費くらいです。
こういったこともあり、企業がクラファンを活用する例も増えて来ていますね。
参考▼
https://www.makuake.com/project/kurukurupi/
②お金を使う「意味」を与え支援者たちの存在価値を高めるということ(支援者側)
クラファンにお金が集まる理由は全てこれだと私は思ってます。
「誰から共感を得るかが鍵」と言う方が多いとは思いますが、
共感は必ず得ないといけないものでもないですし共感してもらえたからといって支援してくれるとは限らないと思ってます。
共感(きょうかん)、エンパシー(empathy)は、他者と喜怒哀楽の感情を共有することを指す。もしくはその感情のこと。例えば友人がつらい表情をしている時、相手が「つらい思いをしているのだ」ということが分かるだけでなく、自分もつらい感情を持つのがこれである。
参照元:wikipedia
誰かが何かをしようとしているとき、当事者の気持ちを理解することや応援したいという気持ちに共感が伴っていないとそれは成り立たないのでしょうか?
例えばずっとフリーターでその日暮らしで全国を旅しているような友人に共感することはできませんが、その友人のことは好きですし自分が好きなことをしていて輝いて素敵だなと思う、応援したいなとも思います。
しかし、友人がもっているような感情を自分も持っているということではないと思うんです。
なので、クラファンの場合”共感”を元にお金が集まっているのではなくて
お金を使う意味と、自分の存在意義の明確化
これらの欲求が根底にあるからこそ支援者がたくさんいるんだと考えます。
![「夕焼けと黄昏れる女性のシルエット」の写真[モデル:Mizuho]](https://www.pakutaso.com/shared/img/thumb/kazuhiro17810008_TP_V.jpg)
お金を使う意味、存在意義の明確化を求める人々
必要なものは揃っていて不便なことがほとんどない今の世の中ではもうお金を使うということが単純に減ってきています。だからこそお金を使う「意味」をより求めている方が多いように思います。自己研鑽にお金を使うのなんかまさに「意味消費」であり自身の存在価値を高めたり存在意義を明確化するためですよね。
また例えばスタバのコーヒーを飲んだりアップルのパソコンを購入したりするのは、表面上の意味「その物が欲しい」と、もう一つ意味があります。
「アップルのパソコンを持ってる自分になりたい(存在価値が高まったように思う)」
という意味です。
何かモノを買うとき、それが食べものであろうが服であろうが、そのモノを手に入れた先にある「もう一つの意味」を与えられるかどうかが消費者の心を掴む鍵と考えます。
その意味を与えるためになにが必要だと思いますか?

物でも、事業でもなんでもいいですがそれらに対して取り組んでいる「なぜ」という想いと今までのストーリーとこれからの未来、ビジョンを伝えることです。
クラファンについてはもう一つの意味が明確になっていることが多い。
なぜならストーリーや想いを伝えないと支援なんて貰えないとわかってるからです。これはいわゆる”ブランディング”です。
そう考えるとクラウドファンディングに限らずサービス提供者は今の時代で選ばれるためにはブランディングが必要不可欠であることがわかりますよね。
表面上の意味ともうひとつの意味が明確になってるからこそ支援が集まることのわかりやすい例は、例えばキングコングの西野さんのクラファン。
有名人だからこそ資金が集まるといった要素ももちろんありますが、例えば
①2000円の絵本(自分の手元に届く)
②10,000円(絵本5冊)の絵本(子どもたちに寄付)
この二つでリターンを用意した場合圧倒的に②にお金が集まります。
ここでいうお金を使う意味は「絵本が手に入る」ということと
「子どもたちへの寄付に貢献できる自分になれる」という意味。
直接的に何か子どもたちへの支援のために事業やプロジェクトを立ち上げる力はないけど、関われるなら関わりたいし応援したい
人は無意識下で誰かの役に立ちたいと思ってるものです。
この想いが実現することは自身の存在価値を高め存在意義の明確化にも近づくということがあると思うんです。

存在意義を明確化したいという欲求を人間が持っているということは、年収何十億と稼いでるような方が全く仕事をしなくなるか、というとそうじゃないということでも証明できます。
お金を稼ぐということは自己実現や何かを達成するための単なる手段であって最終ゴールにはなりえないのです。
死ぬほど稼いでる人も仕事をしつづけるのは
「自分の存在意義の明確化」「他者との繋がり」などを求めているからこそであると考えられます。
クラファン代行やネットショップ立ち上げのご相談などが増えてきていますが、ただお金を集める、売上を上げるだけの手段で終わらせるのではなく
「なぜ」クラファンをやりたいのか
「なぜ」ネットショップを立ち上げたいのか
そしてその先にどういう未来にしていきたいのか
という部分に焦点をあてあらゆる意味を見出し、プロジェクト終了後のことも視野に入れ弊社ではサポートしております。
お気軽になんでもご相談ください✨
BALENCER Inc. PR/SALES
MANA SAKAKOSHI