日頃より大変お世話になっております。 バレンサー阿部です。
おかげさまで今日で6期目を迎えました。毎年微力ながら成長を続けることができております。このタイミングで感じていることを残しておこうと思います。
企業という生命体について
会社員時代からずっと人材業界にいて、今もブランディングで企業に関わる身として感じていること。当たり前ですが企業とは、本質的に「人の集まり」であり、生き物のように日々変化し続ける存在だとということ。一人一人の従業員が毎日異なる体験を重ね、組織全体もまた、刻一刻と変化していく。そんな当たり前の事実に、ブランディングを手がける私たちだからこそ、深い意味を感じ続けています。
変化する時代におけるビジョンの在り方
企業の存在意義やあるべき姿、そして日々の行動指針を考え続けることは、実は非常に重要なタスクです。しかし、多くの企業では、ウェブサイトの更新頻度と同じように、一度策定したビジョンを更新することなく年月が過ぎていきます。激しく変化する時代において、ビジョンが全く変わらないことも、逆に頻繁に変わりすぎることも、本来の姿ではないはずです。
私たちは、このような「生きた組織」としての企業の特性を理解し、中長期的な視点で本質的な組織の発展を目指す企業様との協働を大切にしています。当然自社も定期的にHPや発信するメッセージを見直し、メンバーと議論する時間を取るようにしています。
知見の共有と新たな出会い
このような思いで活動を続ける中、私たちの考え方に共感いただける方々との出会いがあり、幸いにも出版という形で私たちの知見を広くお伝えする機会をいただきました。この本には、企業の持続的な成長に対する私たちの想いと、実践的なアプローチを込めさせていただきました。
現代において、企業の発展に欠かせないのが、AIやDXを中心としたデジタル変革です。人材採用や組織づくりといった従来からの重要課題に加え、テクノロジー投資における企業間の差が、今後の成長を大きく左右する時代となっています。本書でもその観点を重視して、経営者の皆様への示唆を込めさせていただきました。よろしければ手に取っていただけたら幸いです。
2024年の振り返りと気づき
2024年は、私たち自身の在り方を見つめ直す貴重な機会となりました。クライアント企業様からだけでなく、他のコンサルティングファームや広告代理店様からもご紹介をいただく機会が増え、「コンサルタントのコンサルタント」というお声もいただきました。この言葉は、私たちの専門性と支援アプローチが、業界の中で独自の価値として認められ始めている証だと、謹んで受け止めております。
どの時代にも課題はつきものです。しかし、それは決して悲観すべきことではありません。むしろ私たちは、経営者の皆様の心の中にある、まだ具体化されていない悩みに寄り添い、それを形にしていく役割を担いたいと考えています。
創業時に掲げた「大切な人のためにどこまでも寄り添う」という想いは、今も変わることなく私たちの原点であり続けています。この理念は、時代が変わっても、テクノロジーが進化しても、決して色褪せることのない価値だと確信しています。
2025年に向けて
2025年は、特にAIやDXを中心とした企業支援により一層注力してまいります。個々のプロジェクトは継続的な伴走型支援が多く、なかなか事例としてお見せできない部分もございますが、確実に知見は蓄積されております。私たちの経験と専門性が、皆様の企業の発展にお役立てできれば幸いです。どうぞお気軽にご相談ください。
企業の進化に終わりはありません。私たちも、皆様と共に学び、成長し続けてまいります。引き続き変わらぬご愛顧を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。