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2021年度前半振り返り|社長ブログ

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みなさんこんにちは。

バレンサーはSDGsも見越してフルリモート経営をやっているのだから取材とかしてほしいものだ(いきなりぼやき)。

今期ももう後半に差し掛かろうとしています。クライアント様のご支援に力を入れる一方で自社のブログやSNSなどの発信が疎かになってしまっていたので、後半戦は自社発信も強化していきます。

更新が滞ってしまってはいたものの、過去の記事やツイートが生き続けていて毎月、なんなら毎週くらいの勢いで長文とともに「一緒に働きたい」という応募はホームページから直接来ている状況です。ブログ更新など地道で効果発揮まで時間はかかりますが、蓄積される資産はやはり絶大な効果を発揮すると肌で感じています。これらの目に見えない資産の価値をわかっていただくためにも時間はかかるが、私たちは諦めずクライアント様や関わる人たちに大切なこと、価値を伝え続けていきます。

さて、本題に入ります。早いもので今期もそろそろ折り返しを迎えます。事業はおかげさまで拡大を続けている。僕らの仕事はクライアントが成長した分、一緒に成長することになるから当然と言えば当然かもしれない。とは言え、どの経営者も悩み続けている。だから対話して意見をしあえる僕らのような存在は必要性が高まっているのかもしれない。

僕が思う、経営者の悩みトップ2。人のことと、お金のこと。

人に関しては友人の経営者やクライアント様からも必ずおっしゃっていただけることがある。「阿部さんのところはメンバーも素敵だから強いですもんね」と。僕もそこだけは強いですと回答しています。人のことで悩んだことはないし、事業を拡大し続けられている理由の最大のポイントは優秀な人材がどんどん現れてくれること。

しかも出逢いの時点からとても深く「大切にしている価値観」を理解している段階スタートなので、ズレもなく気持ちよく関わっていただく流れになっている。理念ありきで働くメンバーが増え、やれることが増えた分、クライアントの事業が成長している。クライアント様の新規事業に携わることが多いため僕らも要望の50%位は新しい技術含めた未知の取り組みになることが多いため、事業づくりを通して自分たちも成長する機会になっている。お金のことは割愛。

コロナ禍の生き残りに必要な2つ。事業変化と言葉づくり。

コロナ禍において既存の事業が大きく揺らぎ、事業変革を余儀なくされた会社も多い。例えば、飲食事業を展開している会社が個別指導の塾に業態変更する、店舗型事業を運営していた会社がオンラインショップを開設する、オンラインサロンに着手など挙げだしたらキリがない。
仮に事業が変化し続けることが生き残る手段であるならば、「大切にしている価値観」はオンラインであろうと強固にしていくこともまた必然。フルリモートだからどこの会社に所属していても同じだし転職しよう、複業しよう、という話なら、もともと帰属意識もなく何となく存在していた事が明確になっただけにすぎない。厳しい言い方だけど、もともと何も無かっただけだ。

事業が変化していく中では、言葉づくり(ミッション、ビジョン、バリュー、スローガン)の重要性は増していく

メンバーと決めた存在理由、目指すべき姿、そのための行動、約束は最大の武器になり、無形資産として会社の価値を高めるものとして生き続ける。こんなにも良い投資はないと個人的には思う。
社員の人件費が高いと嘆くならば、その社員に対して成長機会を提供して、我が事として捉える人材に時間をかけて育てていくことしかない。悩み苦しむプロセスも含めて全部わかった上で面倒見ないと育つことはない。育成から逃げて、目先のスキルありきの採用を続けることは資産にはならない。別のわかりやすい条件の類で離れていくという結末になることが多いと感じる。

バレンサーは社名変更や言葉づくりから関わり、どこまでも泥臭くお付き合いし、WEBサイトやロゴ、クレドカードやコンセプトブックなどの泥臭さの対極にある、魅せ方にもこだわるところまでやる。ただ綺麗だけじゃない。納得感は関わり方の深さがあるから生まれるもの。他人が見たらこんな言葉をつくるのに10時間もかかったの?と鼻で笑われることがあるかもしれないが、そんなことは気にしなくて良い。関わった人たちに愛着が湧いて語りたくなるだけのプロセスを経た言葉は裏切らないしちゃんと届く。

このような深度で関わる案件が増えて、またその案件が別のプロジェクトを呼ぶ。そしてまた同じ価値観を持つ仲間が新しい技術や様式を持ち込んでくれて事業が発展する。

バレンサーがスローガンに掲げているFor loved ones.(大切な人のためにどこまでも。)の合言葉にこの指とまれしたメンバーからスタートしたエコシステム(循環構造)がどんどん渦を巻いて広がる世界の先に、関わるすべての人の居場所になると信じています。

2021年後半戦も変わらず取り組んでいくことを約束します。これからも皆さんの応援に助けてもらいながら、その分の恩返しをしていけるように邁進し続けます。

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