私たちは、創業以来「新しい時代にふさわしい成果とは何か」「その成果に向けて、どんな姿勢でアプローチするか」を問い続けてきました。
結果として明確になったのは、クライアントとの信頼関係を最優先にし、常に多様性を受け入れ、学び続けながら、価値を創出していくということです。
そんな私たちの考えを項目に分けて述べていきます。
やや長文となりますが、弊社の今の想いを感じ取っていただければ幸いです。
私たちにとっての成功とは、単に数字としての売上や利益を積み上げることではなく、クライアントとの信頼関係を築き、その成功を長期にわたってサポートすることに重きを置いています。
クライアントのなかには、プロジェクト着手時点で何を求めているか明確に分からないケースも多々あります。そこで私たちは、まずはお互いの目的や大切にしている価値観、そしてゴールの解像度を共有することに注力します。そのままお受けすることもできるかもしれませんが、一度だけの大きな利益よりも、長期にわたる信頼と発展を選びたいからです。最初のご依頼からは内容は変わったが、結果として大変喜んでいただいたというケースが過去にたくさんありました。
なぜ「信頼」なのか。これは、業務の進め方や納品物だけでなく、その後の成果を共に喜べる関係性に価値を見出しているからです。多くのビジネスシーンでは、単発のプロジェクト契約が結ばれ、クライアントと制作・開発会社が一時的に協働する形をとります。しかし、私たちの場合は、プロジェクト後のメンテナンスや追加提案、コンサルティングなど、長い視点でクライアントの成長に寄り添うことを前提としています。そのためには、本質的に「このチームと一緒なら安心だ」「一緒に未来を創りたい」と思ってもらえるだけの、強い結びつきが必要だと考えます。そこが不十分だと、短期的に見れば良いプロジェクトを完遂していても、次第にコミュニケーションが滞ったり、想定外の軋轢が起こるリスクが高まってしまします。
弊社は、開発やデザイン、コンサルティングといった業務を「請負う」立場にあるように見えるかもしれませんが、根本的にはクライアントと同じチームとしてプロジェクトに参加したいと考えています。専門家としてのノウハウやスキルを提供しつつ、課題の本質をともに探り、理想的な解決策へと導くための意思決定を一緒に行う。これこそが、弊社の考える伴走型コンサルティングの真髄です。本当に企業の経営者の右腕としてデジタル戦略の計画から実行までを指揮しながら形にしていく役割をお任せいただいています。
企業がたくさんある中、企業の数だけ目指す姿や正しさがあると思います。その中で、弊社はただ規模を大きくする目的での拡大は目指しておりません。なぜなら、拡大にはもちろんメリットがたくさんある一方、組織内の階層が増え、現場の想いや経営陣のビジョンが薄まっていく危険も伴うと感じるからです。
互いの考えを直接ぶつけ合い、その場で議論を深めることができる。意見をすぐに取り入れ、スピーディにアクションすることができる。そうした俊敏さと柔軟性が、新しい時代の価値を求めるプロジェクトには不可欠だと私たちは考えています。階層が増えれば増えるほど、共通理解を得るための工数が増えていき、意思決定も遅延しがち。結果として、クライアントへの提供価値が下がってしまう可能性があるため、純度は担保しながらより良い方向を模索していきたいと考えています。
私たちは日々、オンライン会議ツールやチャットツールを駆使して、メンバー同士が頻繁に対話し合う環境を整えています。もちろんクライアントワークや社内の会議でも顔を合わせて対話する場面もたくさんあります。基本的な体制として、リモートとのハイブリッド制を選んでいるのは、あえて煩雑な仕組みを作らず、機能を最大化するためです。
そうすることで、たとえ離れた土地や海外に住むメンバー(実際に海外のメンバーもいます)であっても、アイデアを自由に提案し、建設的な批評を送り合える。顔と顔が一致するサイズや運営方法の会社だからこそ、良いものをつくるための本質的な議論に集中できるといえます。大きな会議室に集まって、長時間の会議を繰り返すのではなく、個々人が自発的に必要なコミュニケーションを取り合える環境。その姿勢は、規模拡大よりも密度を重視する弊社ならではの特徴かもしれません。
もちろん、雑談から生まれるアイデアなど、偶発から生まれる価値は大事にしたいので、みんな顔を合わせて仕事をしたり、食事したりする機会は多いです。
これからの時代、世界中の優秀な人材と働くことには積極的です。ビジネスや技術が急速に境界線が薄れていき今や言語や場所までほぼ壁がなくなっています。特定の地域だけで優秀な人材を集められるとは限りませんし、逆に場所や言語にとらわれない働き方が可能な時代だからこそ、世界中から最高の才能とアイデアを融合させる余地があります。
私たちは、「全世界の優秀な人材と掲げる方向性が合うならどんどん同じプロジェクトメンバーとしてジョインしてほしい」という姿勢を明確に示しています。実際に海外のメンバーもいますし、これからもっと増えてもいいと思っています。
多様な背景を持つ人材が集うことで、新しい視点や考え方が入り、組織全体がアップデートされるメリットは計り知れません。IT技術やAI、DXといった領域は、日進月歩で進化しています。その波に取り残されないためには、常に外部の視点を取り込み、柔軟に学習する文化を保つことが不可欠です。
私たちは、社内に既存メンバーだけで完結するのではなく、プロジェクトごとに必要なスキルセットや知識を持つ人材を世界中から招き入れることで、常に新鮮なアイデアと先端テクノロジーを取り込みながら、クライアントに最適な提案を行うことを目指しています。それこそが、アップデートを続ける弊社の生命線だとも言えます。
弊社のクライアントは中小企業から大手企業まで幅広い層に支持をいただいております。中小企業の多くは、限られたリソースそして過去から続く組織文化のなかで、“時代の変化にどう対応するか”に頭を悩ませていることがほとんどです。
「何から手をつければいいか分からない」
「ITやDX、AIは特に知識がなく、どこから手をつけていいかわからない、相談できる人もいない」
「ブランディングは正解がわからない、社内で進めていくには限界がある」
こういった声を非常によく耳にします。大手企業は決裁者が打ち合わせするご担当者と別の方だったり、規模が大きい分、組織文化が見えにくい部分もあり、投資に対するわかり易い効果だけを求められたりと、一つ一つ導入していくことへのハードルの高さから非常に旧式なソフトウェアやサービスを使用せざるを得ず新しいものが生まれにくい組織になり硬直化しているケースなども多々ございます。
しかし、それらの課題を真に解決するには、単に“ツールを導入する”“デザインをリニューアルする”だけでは不十分です。企業のビジョンやミッションを改めて言語化し、組織内での意思疎通や変革意識を高めるアプローチ、組織を理解した上で必要な道筋を描いて推進させていく力が欠かせないのです。
そのタイミングで弊社を見つけていただき、ご依頼いただくことがほとんど。つまり、きっかけはサービス名ややりたいこときっかけで見つけていただくのですが、依頼をいただく背景には企業理解や推進できるイメージを持っていただけたというチームへの信頼感があります。ここは一つの強みかもしれません
弊社に限らず「現状維持は後退の始まり」はよく耳にします。AIが急速に進化する今、数日放置するだけでも技術面では周回遅れになるでしょう。だからといってそれは自分の管轄外とした瞬間に私たちの価値は失われていくことになります。
技術への造詣が深くないから、ということではなく、姿勢がなくなればおそらく挑戦も失敗もできずアイデアも生まれない、アンテナが低くなり世の中のおもしろいことや細部の変化にも気づけなくなる。提案の粒度は粗くなり、プロジェクト成功の確率は下がる。
AIへの向き合い方一つでわかりやすく姿勢が見える。毎日10分でもとにかく触りとにかく試す。それをやり続けると誰も気づいていない、状況を一変させるレバーを一気に引くことができるかもしれません。
そんな一つ一つの挑戦をやり続けられるメンバーだけで集うような会社でありたいです。
ここまで述べてきたように、弊社バレンサーはただの制作会社でもただのコンサル会社でもありません。ブランディング、AI・DX、WEBデザイン、システム開発などの領域を横断しながら、それらを最終的にクライアントと社会の価値にどう結びつけるかを考える総合的なパートナーです。その核となる精神は、「まず対話ありき、そして共創を通じた創造」という言葉に集約されると考えています。
まず対話ありき
クライアントが抱える課題の背景、組織文化、事業の方向性を深く理解するためには、じっくりと時間をかけた対話が欠かせない。
共創を通じた創造
お互いが専門性を出し合い、相乗効果で新しいアイデアを形にしていく。そのプロセス自体が大きな価値を生む。
もし、ここまで読んでいただいた皆さまの中に、「なんかいいかも」と感じたり、「この考え方は共感する」と思ってくださる方がいらっしゃいましたら、ぜひ気軽にご連絡いただければと思います。
私たちは、強い信念と柔軟な姿勢を持つ集まりとして、これからも「信頼関係」「伴走型」「学び続ける組織文化」を軸に走り続けます。時代の変化はますます加速するでしょう。
AIがさらに進化し、もっと当たり前になる。そのたびに、ビジネスの在り方は大きく変化する。
しかし、どんな時代でも「人と人との信頼関係から生まれる力」は普遍であり、最も重要な要素だと私たちは信じています。その力をいかに育み、活かしていくか。そこにテクノロジーと創造的な発想を掛け合わせることで、企業や地域社会の未来は大きく拓けるでしょう。
ここに書かれていることが、すべての答えではありません。むしろ、日々アップデートされ、私たち自身が学びながら変化を続けるのがバレンサーの特徴です。現在は「こう考えている」という状態を、あえてこのように長文で言語化し公開するのは、共感していただけるクライアントや仲間との新しい出会いを期待しているからにほかなりません。
最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。もし何か気になる点やご質問、または「こんな課題を一緒に解決してほしい」という具体的なお話があれば、いつでもご連絡ください。私たちはいつでも、真摯に耳を傾け、対話の場を設ける準備ができています。このメッセージが、新たなご縁と価値創造のきっかけとなることを願って。
株式会社バレンサー
代表・メンバー一同