個別指導の明光義塾を京都・奈良・滋賀で展開する、国内トップクラスの教室運営企業。
現在42教室を展開しており、正社員、アルバイト、パートなど従業員数は約700名。
創業35年、代表が創業社長から変わって3年といった節目のタイミングでした。
社名やMVVを変更するにあたって「社長が決めたから」という理由で社名やMVVを決めたくない、社員に”決めた言葉
”を押し付けるようなことはしたくないと強く話される代表と取締役。
社名やMVVを変更するのはあくまで手段であり、プロジェクトスタート前から何度も打ち合わせをさせていただき本プロジェクトの本当の目的は以下の内容であることを明確にし、共有し合いました。
プロジェクト期間 9ヶ月
●株式会社TOMONIコーポレートサイト
①プロジェクトチームを発足後メンバーや経営層2名にインタビューと複数回宿題を提示。
それぞれのメンバーの生きがいややりがいはなんなのか、何を大切にしながら働いているのか
いつどんなときに心が動いたのか MVVの核となる一人一人の想い・考えを抽出しました。
▼宿題提出していただいたもの一部。A4サイズ3枚以上で提出していただいたものや枠に言葉をあてはめていくものなど様々な宿題を出させていただきました。
②メンバーでオフラインで議論する予定が、コロナの影響で幹部メンバーはオンライン(7名)、経営層2名と本部役員1名がオフラインで議論することに。グーグルジャムボードを利用しオンライン、オフラインで見えている光景を同じにして「熱量を同じにする」ことを意識してワークを進めました。
②決まったミッション・ビジョン・バリューに対して、「この」を入れるか「、」をいれるか、一字一句にこだわって議論をしMVV完成。
言葉をさらにブラッシュアップするためにもライティングをさせていただき、デザインも加えたものを納品。
スタイリッシュさもありながら、TOMONIらしさもある、あたたかみのあるホームページを制作しました。
採用サイトではコンセプト動画、代表者メッセージをいれることでさらに「人」の魅力を伝えられるように。
教育の経験者だとかそういった人と働きたいのではなく、「価値観をともにできる人」「熱意のある人」と働きたいTOMONIの想いを反映。
バレンサーの皆さんは、バレンサーのスローガンでもある「FOR LOVED ONES」を、
本気に取り組んでいらっしゃいます。
初対面ながらもその想いを十分に理解することができました。
その点がどこの企業よりも信頼でき、依頼の決め手となった一番の理由です。
ビジョナリーで、私たちの社員やそれ以上の思いを持って、考え・提案してくださる会社は、他には見当たらないと思います。
依頼内容の新ミッション・ビジョン・バリューや社名策定においては、
全社員の想いから作りたいとお願い・お伝えさせていただきました。
幾度と回数を重ねた打ち合わせでは、それぞれの社員の想いを上手に引き出しコーディネートしてくださり、
また会社の「らしさ」も踏まえて、温かみを持って言語化してくださり、
またHPにおいても「らしさ」を含めて視覚的に表現していただけました。
バレンサー様とのお付き合いで最終的に依頼した、新ミッション・ビジョン・バリューや社名・HPが、イメージをはるかに上回って素晴らしいものとして仕上がったことに、大変嬉しく思っております。
しかしそれ以上に、制作過程において上手にファシリテートしていただいたことで、
自分たちの存在意義や今までの想い、これから目指していくことやそれに向けた想いを、全スタッフで共有できたことに繋がったことが、何よりバレンサー様に依頼して本当によかった。私たちの宝物となったと感じております。
この度は本当にありがとうございました。
今後とも継続してよろしくお願いいたします。
代表取締役社長 工藤 尚志
社名変更、ミッション・ビジョン・バリューの策定。簡単なことではありませんでしたが、
完成して数か月がたち、本当にバレンサーの皆さんにお願いして良かったと実感しております。
「全社員の思いをくみ取り、経営者だけでなく全社員で考えてMVVを作っていく」
言葉にすれば簡単ですが、いざやってみると、なかなか骨の折れる作業です。
社員たちの「建て前ではなく本音」をヒアリングし、それを受け止めつつもMVVとして形作っていく。
バレンサーの皆さんは、全力でこの作業に取り組んでくださいました。
もちろん、建て前ではなく本音なので、時には後ろ向きな意見も出てきます。
ですが、そうした後ろ向きな言葉も受け止め、それをいかに前向きなものに変えていくかを一緒に考えることで、
皆が納得し、皆が本当に実現したいMVVが出来上がったのだと思います。
経営者だけが考えた耳障りの良いだけのMVVでは、社員に響くことはないと思います。
バレンサーの皆さんは我々にアドバイスをくださると共に、共に寄り添い、共に悩みながら進めてくださいました。
だからこそ、我々も本当に満足のできる社名、MVVが出来上がったと思っています。
本当にありがとうございました。そして、今後もよろしくお願いします!
取締役教務本部長 岩佐 史生